強調スニペットとナレッジパネルの違いについて

コラム

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強調スニペットとナレッジパネルは、表示する情報を取得する仕組みに大きな違いがあります。
例えば、強調スニペットは、Webページ内の情報からクエリに対する回答を抜粋して表示する仕組みです。
一方、ナレッジパネルは、あらかじめエンティティ(人、物、事、組織、場所などの「存在を表す概念」)に対する様々な情報を格納してる「ナレッジグラフ」と呼ばれる基盤から、クエリに対する回答を抜粋して表示する仕組みです。

※ナレッジグラフとは、さまざまな知識(ナレッジ)を体系的に連結し、グラフ構造で表した知識のネットワークです。 自然文やSNSの投稿、音声など非構造化データの機械処理が可能で、近年AIの基盤技術として広く活用されています。

強調スニペットは「Webページ内」から、ナレッジパネルは「ナレッジグラフ」からそれぞれ情報を取得して回答をGoogle検索結果に表示してます。
なので、情報を取得する先/場所(仕組み)が異なるというわけです。

強調スニペットは自然検索の上部に表示されるのに対して、ナレッジパネルは自然検索の右側に表示されます。
これは、PC検索の場合ですが、モバイル検索の場合でも、強調スニペットが検索結果の最上部、ナレッジパネルが検索結果の下部(強調スニペットよりも下)に表示されます。
なので、強調スニペットとナレッジパネルは「検索結果での表示位置」も異なります

ちなみに、表示領域「ボックス」という意味合いを持ち合わせてる点は「強調スニペット」と「ナレッジパネル」の共通点となります。

ナレッジパネルについて


ナレッジパネルは、ナレッジグラフに存在する対象(人、場所、組織、物事など)を検索したときに Google に表示される情報ボックスです。
あるトピックに関する概要を簡単に確認できるようにするためのものであり、ウェブ上で利用可能なコンテンツについて Google が把握している内容に基づいています。
ナレッジパネルは自動的に生成されます。
表示される情報はウェブ上のさまざまな情報を元にしています。
映画や音楽などの特定のトピックに関しては、信頼できるデータを提供するデータ パートナーと協力しており、そのデータを他の公開ウェブソースの情報と組み合わせることもあります。
また、ナレッジパネルに情報が表示される対象が著名人やテレビ番組のクリエイターである場合、その個人が正式な情報源となります。
そのような個人には、直接フィードバックを送信できる方法を提供しています。
そのため、ナレッジパネルに表示される情報は、認証を受けた個人が情報の編集を提案済みである場合があります。
ナレッジパネルに表示される画像についても、さまざまな情報源から取得している場合があります。
画像の取得元が個人であることもあります。
この場合、個人がナレッジパネルに申請し、ウェブ上で利用できる画像から自身が中心となって写っている画像を選択しています。
また、特に対象に複数の画像が存在する場合、Google 画像検索でその対象を検索した結果のプレビューが元になったり、ウェブから自動的に画像が取得されたりすることもあります。

ナレッジパネルはウェブ上で情報が変更されると自動的に更新されますが、Google ではナレッジパネルに表示されている情報の対象者による直接の変更と、一般ユーザーからのフィードバックによる変更も考慮しています。

ナレッジパネルに表示されている情報の対象者、もしくは正式な代表者である場合には、ナレッジパネルに対して申し立てを行い、変更を提案できます。手続きの詳細については、次を参照してください。

・Google の認証を受ける
・ナレッジパネルの情報を更新する


※: 特定の情報の正式な代表者でない場合には、ナレッジパネルの右下にあるフィードバック リンクを使用して、編集内容の見直しを提案できます。

Google 検索のビジネス プロファイル
ビジネス プロファイルはナレッジパネルに似ていますが、特定の場所または指定されたサービスエリア内でお客様にサービスを提供するビジネスに固有のものです。
Google マイビジネスを使用して、Google に表示するビジネス プロファイルを申請または作成できます。